いろいろな大型絵本を読みましたが、今回のこの絵本ほど迫力がものをいった絵本はないのではないかしら・・・
そう感じるくらい、森の木々の揺らめく、30匹のうさぎ達の踊るシーンは迫力です。
色使いがとてもきれいで、青とも、紫ともいえない森に薄いピンクのきれいなバレエシューズがとっても映えます。
大人の私も子供たちと一緒にうっとり、うさぎのいるファンタジーの世界へ吸いこまれます。
そして、ストーリーもとても素敵です。
踊る楽しさ、感覚を再現すること、踊れる喜びが わかりやすく描かれています。
手元においておいて、うまく踊れなかったとき、スランプのとき、そっと読んであげたいな。
少し上達したとき、楽しんで踊れたとき、いっしょに読みたいな、そう思える絵本です。