話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ものがたりチロヌップのきつね」 みんなの声

ものがたりチロヌップのきつね 作:高橋 宏幸
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2009年04月
ISBN:9784323071510
評価スコア 4
評価ランキング 32,487
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 原作者の高橋宏幸さんが「チロヌップのきつね」三部作を一冊の本にまとめたこだわりがとてもよく分かります。
    千島列島の小島ウルップ島を舞台にキツネと人間の繰り広げるドラマ。
    江戸時代末にこの島に足を踏み入れた夫婦には、この島に乗り込んでくるロシア人との緊張関係、大自然の厳しさが待ち受けていました。
    島で生まれた一人娘を失った悲しみがありました。
    そんなときに島の主であるキツネたちとの絆が二人を支えてくれたのです。
    哀しい物語の後、この島をめぐるキツネと人間の歴史が第2話、第3話と続きます。
    キツネと共存しようとする人間と、キツネを毛皮と見る人間がいました。
    キツネには同じ人間なのに、敵であったり味方であったりします。
    同じ人間が島を自分たちを置いて島を去ったり、訪れたりします。
    キツネには不思議で仕方がないに違いありません。
    キツネの厳しくても素朴な社会と、人間の複雑な社会。
    小島を舞台にドラマを書き上げたのは、著者自身がこの地を訪れたからでしょう。
    そして訪れたのが太平洋戦争が激化してきた昭和19年ということも無縁ではないでしょう。
    その当時が解るわけではありませんが、極限の環境で繰り広げられる話は、様々な教示を与えてくれました。

    投稿日:2013/01/11

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日 新井洋行さん

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット