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かわいそうなぞう」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

かわいそうなぞう 作:土家 由岐雄
絵:武部 本一郎
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1970年
ISBN:9784323002118
評価スコア 4.85
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みんなの声 総数 78
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 悲しいお話です

    • ごらむさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    この絵本は祖父母が息子に選んでくれたのですが、私自身、子供の頃に読んで、とても印象に残っていたので、いつか息子たちに読んであげたいと思っていたものでした。

    戦争で爆弾が落とされ、上野動物園の3頭のぞうが町へ暴れ出したら困るので、餓死させてしまうというお話(実話)です。

    食べ物が欲しくて芸当を始める場面はとても辛く悲しくて、最後に死んでしまう場面では、読んでいる途中で思わず声が震えてしまうほどでした。
    そんな私の様子を感じて、息子たちも最後まで静かに聞いていました。

    戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを学ぶのに、とてもいい絵本だと思います。
    これからもずっと読み継がれていって欲しい絵本です。

    投稿日:2012/10/03

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  • 辛い選択…

    昔、私が読んでもらった本でした。

    戦争を知らない子供たちに是非、この出来事を知ってもらいたくて。

    アメリカと戦争をしていたころのお話です。
    戦争が激しくなり爆弾がどんどん落とされていました。
    東京も同じです。 雨のように…。

    もし、上野動物園に爆弾が落ちたら、どうなると思いますか?
    おりは壊れ、パニックになったどうぶつたちが町中に…。

    そうならないように、動物たちを殺すことに!

    飼育員さんの辛い選択です。 

    ずっと面倒を見てきた家族同様の動物たちを殺さなければいけない気持ち。
    考えたくもありません!

    ゾウは、えさを貰いたくて芸をしながら死んでいました。

    子供に本当にあったことだよ。っと言うと泣いて信じられないと言っていました。

    飼育員さんたちが悪いわけではない。 
    一番悪いのは「戦争」と分かってくれたようです。

    私も含めて、子供たちはまだまだ戦争に対して知らないことが多いので、この本のように真実をかいた本を沢山読んであげたいと思います。

    投稿日:2011/09/04

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    1
  • 戦争はしてはならない

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    あまりにも平和に暮らしている今の日本の子供にとってはこの本の内容はショッキングだと思います。
    むごすぎて意味がわからないかも知れません。

    この本は、上野の動物園のぞうを通して戦争というものがいかに罪のない命を奪っていくのかということを教えてくれます。
    本当に涙があふれて読み聞かせするには酷な悲しい気持ちになる本ですが、こういう本に1回出会うか出会わないかでずいぶん違うものだと思います。
    私も子供のころ「かわいそうなぞう」や「はだしのゲン」「ひろしまのピカ」などを通して戦争の恐ろしさを知りました。
    そして、戦争は何があってもしてはいけない、最悪のものだと心に大きく残りました。

    この本は最初に小学校の担任の先生が読んでくれたようです。
    きっとショックだったのでしょう。
    何度もこの本のことを娘が言いました。
    私もこれまで読み聞かせはほとんどが楽しいものを選んでしていましたが、これをきっかけにこういうものも読んで聞かせたいと家でも読みました。
    次女は4歳ですが、爆弾のことが気になるらしくとても戦争を怖がりました。
    世界のみんながこんな気持ちになったら、戦争をする国はなくなるのでしょうか。

    投稿日:2008/08/11

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    1
  • 必読書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    金の星社での初版は1970年の作品ですが、創作は1951年と但し書にありました。
    私自身、小学生の時に読んで大変感銘を受けた記憶が鮮明に残っていました。
    それを息子に読んであげるというのは、格別の思いがあるものです。
    このお話は、息子に読んでやらないといけないという強い思いを抱かせた一冊でした。

    実話です。
    だからこそ、心の琴線に触れるのです。
    こんなに、悲しくて切ない話はありません。
    次男は、小学校2年になってかなり現実的な見方をするようになり、絵本を読んでも、必ず「これ本当の話?」と疑問形で聞いてくるようになりました。
    それはそれで、成長の証なのですが、この本を読んだあとは何も聞いてこないのです。

    息子は、既にサンタクロースの存在を信じていません。
    「トナカイが空を飛べると思う?」
    「北極であんな薄着をしていたら、凍死してしまうよ。」←サンタクロースついての息子の見解。
    そんな超現実的な考え方をする息子なのですが、この話を現実の話と受け止めていたのです。
    それくらい、このお話は真実味を持って、心を揺さぶる本だと言えると思います。

    戦争の悲惨さを、これほどストレートに伝える本はないでしょう。
    必ずや、子供に読み聞かせしていかなければならない一冊です。
    絵本というより、幼年童話の範疇ですが、必読書としてオススメします。

    投稿日:2008/08/02

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    1
  • かわいそう

    戦争中、上野動物園で三頭のゾウが亡くなるお話。
    戦争中の空襲により動物が逃亡したときのことを考え、ライオンなどの猛獣が殺された。
    その中でゾウだけを残したが。
    そのゾウ3頭には、毒の入った餌を与えるが、象たちは餌を吐き出してしまい、その後は毒餌を食べないため殺すことができない。
    仕方なく餌や水を与えるのをやめ餓死するのを待つことにする。
    ゾウたちは餌をもらうために必死に芸をしたりして喜ばそうとするが、順に餓死していく。

    これは本当にあった悲しいお話。

    子供が自分で借りてきた絵本。
    読んであげると、ずっと聞き入っていた娘。
    ほんとうにあった話か、、、と絵をずーっと見つめて聞いていました。

    子供から大人、みんなで読み、語り継がれていけばよいなと思う絵本です。

    投稿日:2016/06/09

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