ベスコフの「いちねんのうた」といっしょにプレゼントした作品。
どちらも、それぞれの月の詩と絵が、季節の移り変わりと伝統行事なども織り交ぜながら描かれています。
娘は、ベスコフの母国スウェーデンと、ターシャ・テューダーと自分自身が生まれ育ったアメリカとを比べながら、すてきな挿絵に見入っていました。
メープルシュガーを作るページでは、「絵本・大草原の小さな家」シリーズの1冊を思い出し、物語を重ねていました。
ローラたちの時代から何ら変わらない生活を続け、その伝統と楽しさを子孫にもしっかり伝える生き方を貫いたターシャ。
実際に自分たちで経験することはできなくても、こんなにもすばらしいかたちで、世界中の子どもたちのために、絵本として遺してくれたターシャに、心から、ありがとう、と伝えたい気持ちでいっぱいです。