「だいちゃん」の夏休みのある日の出来事。作者がこどもの頃に経験したことでしょう。
朝早く起きて海へ行き、昼は船で沖へでて魚とりをし、夕方家に帰る。
特別な1日というわけでもなく、登場人物たちの心情が書かれているわけでもなく、
淡々とつづられています。
舞台は長崎県なので、方言で書かれているところがあり、また私自身は船で魚とりなどしたこともないのですが、なぜかなつかしさのようなものを感じました。
でも息子は「ふ〜ん・・」といういまひとつの反応。
子供にというより大人のノスタルジーをくすぐる作品かもしれません。
宿題なんて考えず、朝から晩まで1日中遊ぶ夏休み。今の時代ではムリそうですね・・。