自然観察の旅をもとに描かれた絵本。
地震と日照りの影響で、池の水がなくなり、そこに住む生き物たちが命の危機にさらされました。そこで、あまがえる先生の救出作戦が始まります。
自然の知恵を活かし、そして、人間が捨てたペットボトルを使って、なんとか、池に水を引くことができました。安心したのもつかの間、今度は大雨です。自然の厳しさを伝えるともに、その中で、たくましく生きていかないといけない生きものたちの様子が、よくわかります。
また、小さな生き物の、名前が書いてあり、図鑑の役目も果たします。虫たちに、興味を持つきっかけになるかもしれません。
最後の一文に、深く共感が持たれ、励まされました。