題名だけで選んだ、気になる作家、バーニンガムの絵本。
表紙が何ともさびれて寂しそうな、
へんてこなかっこをしたサンタさんの絵で?むむっ大丈夫??
プレゼントを配り終わって帰ったサンタさんとトナカイたち、
とってもくたびれてへとへと。
しかし、袋の中にはプレゼントが一つ残っていた………。あぁ。
サンタさんは寝間着の上に長靴はいて届けに出かけたのでした。
トナカイもいなくてどうやって?歩いて出かけましたょ。
これからが、過酷な一晩の物語の始まりです。
へとへとだったはずのサンタさんのパワフルな体力と
サンタさんのため、プレゼントを待つ子供のために手を貸す様々な人々…。
壮大な構図で、
サンタさんの勢いや遠い道のりの様子が描かれていて、素晴らしい。
まるで映画を見ているかのようでした。
そして、やっとの思いで届けた後、
またまた沢山の方法で帰るサンタさんのさりげなさ。
すごい!
あぁ、届けたプレゼントは何だったの〜!
息子達には、もう少しクリスマスが近づいたら、絶対に読みます。
楽しみに待っててね♪