小学校に入学前に、ちょっと長いお話しも聞けるかなと思い、寝る前に読みました。
卵焼きの好きな王様に赤ちゃんが生まれ、お祝いに国中の人を集めてごちそうを振る舞うことにしました。
ごちそうはもちろん卵焼き。
大臣のネーミングも面白い。
ワンさん、ツウさん、スリーがなくて、ホウさん。
さて、この大臣たち、「国中の人に振る舞う卵焼きとなると卵がいくつあっても足りません」と進言します。
この後の王様の答えに、???の息子です。
ぞうの卵探しの出発の、ラッパの音もうけました。
たくさんの兵隊が卵探しに出かける絵も楽しい。
大きなフライパン作りも竈作りにも笑いました。
ここまでできると、大きな大きなふわふわで温かくて甘〜い卵焼きを想像してました。
ははも、そんな大きなぞうの卵がありそうな気になってしまいました(笑)。
せっかく集めた卵たちが「小さい!」とワン大臣に怒られた途端、兵士たちの落とした卵たちが孵って、色んな動物の赤ちゃんが出てくるところで、大笑い。
はちゃめちゃなストーリーながら、『あるかも』的な気持ちに引き込んでくれる、楽しいテンポの良いお話しでした。