3歳8ヶ月の消防車好きの息子に幼稚園で借りてきました。
はしご車のせいのび君は、市内であまり使われず、退屈してばかり。
そして、消防車たちがたくさん集まり、実演する日に、自分よりすごいはしご車や新式の消防車を見て、自信をなくしてしまうのですが…。
せいのび君の心の機微が、とてもよく描かれています。
それなりに長いですし、3歳以上から読むといいでしょう。
息子もとても共感したようです。
そして、やはり、せいのび君が自信を取り戻して、
夢中で火事の中、ホテルで逃げ後れた人を助ける姿がかっこいいです。
清々しい気分になれます。
オススメの一冊です。