まだ息子が小さかった頃、本屋で
タイトルとアニタ・ジェラームの優しいイラストが
目に入り購入しました。
チビウサギとデカウサギが「こ〜んなに大好きだよ」と
比べっこします。こんなに長く、こんなに高く。
2羽の心温まる会話が次から次へと続きます。
だんだん眠たくなってくるチビウサギが「月まで届くくらい、好き」といって目を閉じて
デカウサギが「それは、遠いね」と抱いているところが
いつもジ〜ンときます。
そんなに遠くまで好きと言ってくれる嬉しさと、
子供がだんだんと成長していって
手から離れていく淋しさを
いつも感じ取ってしまうのです。
我が家も寝る前に読んだ後
真似をしていました。「どれくらい好き?」
そしてそれが、計り知れないすごくすごく大きさだと分かると、嬉しそうでした。
ラストのページもまた良いです。
原書も一度読んでみてください。