今の絵本に多くみかけられる
明るく楽しくゆかいで仲良し的な軽い話と
一味違う深い味わいがあります。
なるほど作者はあの新美南吉。
ごんぎつねしか知りませんでしたが多くの幼児向け
作品があるそうです。
私の子ども時代 主に
幼児文学的作品を毎晩読んでもらっていましたが
やはりこういう美しくイメージ的な絵が多くて、
私は聴きながらどんどん空想を
膨らませていけるのが楽しくて
読み聞かせが大好きだったのを思い出しました。
でんでんむしといえばだいたい
どれも面白ゆかいな内容ばかりでしたが
からのなかにはかなしみがいっぱいつまっているだなんて、まったく斬新な発想が印象に残りました。
もうひとつの「きょねんの木」のお話も
やはり想像が広がり中に入り込んでしまえる
美しい絵がとても素敵です。
どちらもこどもは心静かにじいっと聴いていました
読み終わると「・・かわいそうだね」といって
おとなしくなってそのまま静かに目を閉じて
眠りにつきました。
昼間だいたい元気に外遊びしたり、ゲームしたり、ふざけたりしてますが
こういう時間も大事かなと思いました。