絵本としては、ちょっと長めです。
本好きな我が家の次男は、途中まで熱心に聞いていたのですが、後半は飽きてしまいました。小学校2年生くらいだと最後まで聞けるかもしれません。
ずるがしこいずいとん先生と、神通力を持ったキツネの知恵比べですが、キツネが丁寧にずいとん先生をもてなしたのに比べて、ずいとん先生には立派なところは何一つありません。腕の良い医者であることは認めますが。
これは、やっぱりボコボコにやられて当然でしょう。
真面目な6年生の娘は、しきりに「もともと玉は見せてもらうだけだったんだよね?なんでまた取り返しに行くんだろう?」と首をひねっていました。
娘よ、世の中には、このようにずるがしこく、執念深い人間もいるのです。お話の中だけであって欲しいのですけれどね。