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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

ソースなんてこわくない」 あさやんさんの声

ソースなんてこわくない 作:松谷 みよ子
絵:武田 美穂
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1997年
ISBN:9784062610629
評価スコア 4.3
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みんなの声 総数 9
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  • モモちゃんと私

     私がモモちゃんと出会ったのは、もう40年以上前のことです。童心社の「ね、おはなしよんで」という本に、いろいろ納められていたお話のひとつ、<ママになんかわかんない>でした。わずかな挿絵しかないその本で、私は自分を投影してくっきりとモモちゃん像を描いていました。だから、後年、絵本が出ても手にする気は全くなかったのです。でも、先日、図書館で、この本が目にとまり、とうとうモモちゃん絵本初体験となりました。私のイメージとは全く違うのですが、決してイメージの邪魔になるようなうるささは感じませんでした。
     お話の内容は初めて見るものでしたが、モモちゃんらしい行動と発想は、今でも、あの頃の自分に戻って共感できるなあ、と思いました。
    ソースなんてこわくないって言うので、てっきりモモちゃんとソースの戦い(笑)かと思いきや、そうではなく、モモちゃんとピアノとへびとソースの話でした。
     モモちゃんがピアノを練習する時の描写のしかたや、「はとどけいが、パポー、パポー、パポーってやっつもなきました」という表現や「ほんとさ、りんごいりのソースなんてのは、ことにうまい。それをだ、コロッケというやつに、たらりとかけてたべると、もっとよろしい。」といったセリフまわしに、ぐっときます。モモちゃんのお話独特の言葉の世界のような気がしています。

    投稿日:2007/08/22

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