「バスわらし」くんの姿がとっても可愛らしいです。
設定も面白かったし、絵がとても丁寧で、どのページを見てもじっくり楽しませてもらえりる絵本でした。
バスの運行に合わせてなのか、全体のテンポもいい感じでした。
しいていうと、「バスわらしくん」の正体がわかりそうになるあたりがいかにも読めてしまうラストに繋がっていくので、
もう一つこの作者ならではの展開を期待していました。
よく見ると、ぺーじの一番最後には『わらしバス路線図』というのが載っていて、バスの走行した距離感は見えませんが、ゆうたとバスわらしはこんなところを移動していたんだ。ということがわわって、面白かったです。
しいていうならお盆の季節に読みたくなりそうな作品です。