ぱぱぱんぱん
- 作:
- 森 あさ子
- 出版社:
- PHP研究所
絵本紹介
2025.06.10
赤ちゃんのお世話って本当に大変! 3時間おきに授乳やミルクづくり、おむつ替え、洗濯、お散歩、寝かしつけ。1日があっという間に過ぎていって、息をつく暇がありません。でもどんなに大変でも、半年もたつと体は自然とそのリズムに慣れていくようで「今、一緒にお昼寝しないと夜がしんどい」「この時間には起こさないと夕方ぐずるから大変」と赤ちゃんのペースに合わせたそれぞれのスケジュールが組めるようになるのですから、子育て中のパパママの皆さんはご自身をしっかり褒めてあげてくださいね。
さて、生活のリズムが見えてくると子どもと一緒に楽しめる絵本を読んでみようかな?という気持ちのゆとりが出てきます。パパママが赤ちゃんの頃に読んでもらったロングセラーももちろんオススメですが、今回は今年出版されたばかりの新しい絵本をご紹介します。同い年生まれの絵本を手元に残しておいて、お子さんが成長した時に「これはあなたが赤ちゃんの頃によく読んだ絵本だよ」と手渡すことも良い思い出作りになるのではないでしょうか。
この書籍を作った人
1975年生まれ。女子美術大学卒業。映像美術デザイナーを経て2005年よりイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動。ほかの作品に『あなのなか』(岩崎書店)がある。子ども向けワークショップなども開催している。一児の母。
この書籍を作った人
作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。
みどころ
「りんちゃん りんちゃん おめめは どーこ?」
ページをめくると、りんちゃんが自分の目を指差す絵が描かれます。
「ここよ ここよ ぱちくるりん」
そして……
「おみみは どーこ?」「おはなは どーこ?」
顔のあちこちを「どーこ?」とたずねながら、「ここよ ここよ」と答えるやりとりが描かれます。
「ぱちくるりん」「ぴろろーん」「ぽーちょーりん」など楽しいオノマトペで、あかちゃんと触れ合う遊びができます。
作者のこがようこさんからは「りんちゃんの名前を、おうちではお子さんの名前で読んでください」というメッセージが!
目の前の子どもの名前に置き換えて、「どーこ?」「ここよ ここよ」とくすぐるように触ってあげれば、きっと楽しそうに笑ってくれるはず!
25年以上様々な場所でおはなしを届ける活動を続けている、こがようこさん。
「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」各シリーズや紙芝居『ころん こっつんこ』(共に、童心社)などで人気のある作家さんです。
「読み聞かせをどんなふうにしたらいいかわからない」とお悩みのママやパパがいたら、ぜひ試してみてください。
あかちゃんの名前をよんで、お顔をやさしく触って、ぬくもりを共有するきっかけになる絵本です。
この書籍を作った人
作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。