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2025年7月 新刊&おすすめ絵本

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夏の野菜といえばトマトにナス、キュウリ、オクラにピーマン、そしてとうもろこし!ふっくら、あざやかな黄色のつぶつぶ。大好きなとうもろこしが主役の絵本と聞いたら、チェックせずにはいられませんよね。その名も『ひげとうもろこしくんは おじさんじゃない』……イラストはどう見てもおじさんにしか見えないひげとうもろこしくん、ランドセルを背負って、え?まさかの小学生?!

あぁぁ、暑い。炎天下であのマークを見かけたら思わず足が止まっちゃう……そう、ソフトクリーム!ぐるんぐるんぐるん、ちょん!店主のまきさんが作るソフトクリームはお客さんに合わせて大サービス。どんどん豪快になって、一体どんなソフトクリームができるんだろう!?リズミカルで楽しい展開に夢中になる『まきさんのソフトクリーム』は、歌人・くどうれいんさんと柴田ケイコさんという新鮮なコンビがタッグを組んだ一冊。

ほかにも内田麟太郎さんが初翻訳に挑戦した絵本など、今月の新刊、気になる作品がいろいろ顔を揃えました。真夏の読書タイムにぜひ、手に取ってみてください。

引っ越してきたひげとうもろこしくんは、学校のみんなに「おじさん」とからかわれて……シュールでハートウォーミングなひげ絵本!『ひげとうもろこしくんは おじさんじゃない』

  • ひげとうもろこしくんは おじさんじゃない

    出版社からの内容紹介

    「二度見したくなるシュルかわイラスト」をテーマに、がんばりすぎている人の息抜きになるようなイラストを目指して活躍中のめんたまんた氏が送る、ゆるーくやさしい、お野菜たちのキャラクター絵本。

    おやさいまちに引っ越してきた「ひげとうもろこしくん」。登校した教室では、そのひげのお顔を見たお野菜のなかまたちに「おじさん」だとからかわれてしまいます。ところが「ひげとうもろこしくん」のひげは、とんでもなく伸び続け、学校からの帰り道、落ち込んでとぼとぼ歩いていると、大事件が……!

    読み聞かせ3歳から、ひとり読み5歳から、おすすめです。

母ラッコとはぐれ水族館で育ったラッキー。海に戻り、野生のラッコたちと過ごしていたけれど……アメリカでの実話を元に描かれた『ラッキー あるラッコのものがたり』

  • ラッキー あるラッコのものがたり

    出版社からの内容紹介

    母さんラッコとはぐれてしまったラッキーは、
    運よく人間にたすけられ、水族館で大きくなりました。
    すくすくそだって海にかえされ、
    野生のラッコたちと友だちになります。
    どんなラッコよりも楽しく自由におよぐラッキーは、
    あそぶのが大すき!
    でもあるとき、大きなけがをしてしまい……
    ラッキーは新たな人生を歩むことになるのです。

    アメリカのカリフォルニア州にある
    モントレー・ベイ水族館のラッコたちを
    モデルにかかれた物語です。

ぐるんぐるんぐるん、ちょん!召し上がれー!お客さんにあわせ大サービスのソフトクリーム、豪快なまきさんから目が離せない『まきさんのソフトクリーム』

  • まきさんのソフトクリーム

    出版社からの内容紹介

    あたらしいソフトクリームやさんができました。自由気ままな店主のまきさんは、ぐるんぐるんと大サービス。「ほれほれっみんなめしあがれー」あれれ、まきさんどこいくの?


    まきさんが個性的なお客さんの状況や気持ちに合わせて、ソフトクリームを4段、5段…どんどん大きく豪快に作っていく様子がユーモラス。お客さんを喜ばせようとするまきさんの情熱とダイナミックさが笑いを誘います。小さな男の子、疲れたおばあさんたち、はらぺこのおすもうさんなど、さまざまなキャラクターが登場! どんなソフトクリームができるかな? ぐるんぐるん、ちょん!このリズム感が物語に軽快さと楽しさを生み出す傑作ぐるんぐるん絵本の登場です!

この書籍を作った人

柴田 ケイコ

柴田 ケイコ

1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしいものが大好き。

内田麟太郎さん初の翻訳絵本!誰にも負けまいとゴールを目指すライオンさん、ある失敗をきっかけにライバルへの思いは変化し……『ぼくはかける』

  • ぼくはかける

    出版社からの内容紹介

    つらく、長い道の先にあるゴール。いちばんのりを目指すライオンさんは、ある失敗をきっかけにライバルたちに助けられ、競ってきたライバルたちは、ともにチャレンジする「仲間」だったと気が付きます。

この書籍を作った人

内田 麟太郎

内田 麟太郎

1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。他の主な作品に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『かあさんのこころ』(佼成出版社)、『とってもいいこと』(クレヨンハウス)、『ぽんぽん』(鈴木出版)などがある。

紹介動画公開中

文/竹原雅子
編集/木村春子

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