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【今日の1冊】 365日おすすめ絵本

絵本ナビ編集部

2015/08/20

【今日の1冊】 8月20日「宝探しの旅に出かけよう」

【今日の1冊】 8月20日「宝探しの旅に出かけよう」

「今日は何の日?」「今日はどんな絵本を読もうかな?」
一日の始まりがワクワクするような絵本を毎日ご紹介します!

***
はじめての電車でのひとり旅で出会ったのは、言葉をしゃべる黒ねこだった!
夏に読みたい、ドキドキハラハラの冒険物語。

黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり 黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり」 作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:偕成社

黒ねこサンゴロウは、失われたうみねこ族の宝をもとめてケン少年と旅にでる。海に生きる黒ねこサンゴロウの冒険ファンタジー。

●宝物探しにわくわく(みんなの声より)
中学年向けのお勧めの児童書でよく見かけます。
それほど分量も多くないですし、冒険ものということで息子は熱心に聞いてくれました。
宝物探しというのはわくわくしますよね。
冒険につきものの、危険があるのもハラハラドキドキとしました。
ケンが工事現場でヘルメットを被って関係者を装う知恵になるほどと思いました。
サンゴロウと出会ったケンがどのぐらいの年齢か?ということは書かれていませんでしたが、
読んだ子どもは自分の年齢に当てはめて読むのではないか?と思うのではないかと思います。
シリーズがあることがわかっているので、一巻目を読んだら即二巻目に入りました。
しばらく、黒ねこサンゴロウシリーズ読むことになりそうです。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
●これからの冒険に期待が高まる(みんなの声より)
小学校2年生の娘が、図書館のブックトークで勧められ、借りてきました。夢中で読み進め、あっという間に読了。「超面白かった!ママも絶対読んだ方がいいよ」というので、読んでみることに。いつのまにか、こんな本格的な物語が読めるようになったのかと、うれしい驚きでもありました。
ひとり旅の好きな男の子ケンと、立って歩く黒ねこサンゴロウが特急の中で出会い、宝探しの旅に出かける冒険物語です。小学生向けと侮るなかれ。大人も夢中にさせられました。セリフも気が利いているし、何より文中に時折入るサンゴロウのカットがどれもかっこいいんです。
1話完結でしたが、このお話は前編5冊、後編5冊のシリーズになっているようで、このお話はまだプロローグといった感じです。これからもっと本格的な冒険が始まるんだろうなぁと期待が高まり、娘と同じく、私もどんどん読み進めたくなりました。
(クッチーナママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳、男の子3歳)

レビューを読むと、男の子でも女の子でも楽しめる冒険物語のようですね。1冊読んだらどんどん読みたくなってしまう「黒ねこサンゴロウ」シリーズは全10巻。さらにその後のお話が気になる!という子には、「黒ねこサンゴロウつづきのお話」(全4巻)もおすすめです。


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