元埼玉県警捜査一課 デジタル捜査班班長
各局メディア、インターネットTVに引っ張りだこ!
デジタル証拠の押収・解析のプロが伝えるスマホ・SNS、デジタル犯罪から身を守る方法
昨今起きている小中高生をターゲットにした事件、その発端はSNSにありました。
スマホを持つ年代がますます低年齢化する中、親はわが子を守るために何を注意すればいいのでしょうか?
また、危険なのは子ども世代だけではありません。
大人も知らずしらずのうちに、スマホ・SNSの使い方を誤り、自分自身、そして大切な家族を犯罪に巻き込んでしまうケースが増えています。
●「危ないっていうけど、まあ大丈夫でしょ」
●「スマホの使い方ぐらい、わかってるから平気」
●「自分はSNSなんて、やらないから問題ない」
……そう思っている方ほど、実は狙われています。
スマホ・SNSの犯罪はどんどん巧妙になり、デジタルに不慣れな人であっても無知ではいられない時代となりました。
ではどうすればよいのか――。
埼玉県警捜査一課でデジタル捜査班の班長を務め、現在はTVのコメンテーターとして、デジタル犯罪による被害を未然に防ぐ方法について伝えている佐々木成三氏がレクチャーします。
気をつけて!
悪い奴は、あなたのスマホ・SNSのこんなところを見ている。
□スマホの画面ロック:後ろから、横からの覗き見可能だな。
□SNSのプロフィール:誕生日でパスワードが開くかも。
□「近所で落雷」の投稿:家のあるエリアがわかっちゃうな。
□鍵アカウント:同じアイドル好きを装って承認してもらおう。
□SIMカード:パスワードの設定がなければ、やりたい放題。
□「いいね! 」:この子に「いいね! 」した友達をたどればこの子の情報集まるな。
etc.
佐々木成三(ささき・なるみ)
1976年、岩手県生まれ。元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課の警部補。
デジタル捜査班の班長として、デジタル証拠の押収解析を専門とし、埼玉県警における重要事件において携帯電話の精査や各種ログの解析を担当した。
2017年、「事件を取り締まるのではなく、犯罪を生まない環境を作りたい」という思いから埼玉県警を退職。現在は、TV番組にコメンテーターとして多数の番組に出演するほか、学生を犯罪リスクから守ることを目的に設立された「一般社団法人スクールポリス」の理事を務め、学校や企業での講演など幅広い活動を行なっている。
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