果物屋の店主によって大切にされて育った葡萄が、自分の置かれている状況に満足せず、野心を燃やす物語です。 そんな野心家の葡萄は、運良く(?)店の軒先からカラスにさらわれ、果物屋を抜け出します!! 様々な出会いと別れ、世界一の葡萄の国への旅と人生の旅を経て、葡萄は何を思うのか、、、。
昔から親しまれた民話のように、子どもから大人まで幅広く楽しめる絵本になっております。
ワインバッグにすっぽり入るサイズになっているので、お世話になったあの方や、ワイン好きの友人の為のプレゼントに、ワインとセットで贈ってみてはいかがでしょう?
<序文より> 昔々あるところに、果物屋のおじいさんがいました。 果物屋のおじいさんは、一人で果物を育てては売って、のんびり暮らしていました。 そんな果物屋のおじいさんに、大事に育てられた葡萄は野心家で、 自分の人生がこのまま果物屋で終わるのは、我慢がなりませんでした。
<吉家 千陽プロフィール> 神奈川県横須賀市生まれ。 上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業後、システムエンジニアとWEBデザイナーを経て、現在はニジノ絵本屋勤務。 本作の『野心家の葡萄』で絵本作家デビュー。
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