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【今日の1冊】 365日おすすめ絵本 9月10月

絵本ナビ編集部

2015/09/26

【今日の1冊】 9月26日「ひとめぐり29日半の月の満ちかけの物語」

【今日の1冊】 9月26日「ひとめぐり29日半の月の満ちかけの物語」

「今日は何の日?」「今日はどんな絵本を読もうかな?」
一日の始まりがワクワクするような絵本を毎日ご紹介します!
●それぞれの月がよくわかります。
月の満ちかけに関わる色々なことがとても分かりやすい説明と絵(図)で載っていました。
一番の特徴は、それぞれの月の形を一日目の月(新月)、二日目の月(ふつかづき)、三日月(みかづき)……、十五日目の月(満月)、十六日目の月(いざよい)、……二十三日目の月(かげんのつき)など、1日1日の描いて説明してくれているところだと思います。

それぞれの見え方やことがの意味などまで、丁寧に書かれているので読みやすいしわかりやすいです。
興味のあるお子さんは小学校中学年くらいから理解できると思うので、ぜひ読んでみてほしいです。

(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子13歳)

●月博士になれる
月は身近でちょっと不思議な存在。
月が登場する絵本は、たくさんありますよね。
その中で、この絵本は読んだら月博士になれそうな、月にまつわるお話が盛りだくさんの絵本です。
園児の娘にはちょっと難しいことが多いかなと、大人の私が読みましたが、知らないことが沢山で、いやいや大変勉強になりました。

新月や三日月など、よく聞くものから居待月、寝間月など聞きなれない月の名前が出てきます。
それぞれの説明もとっても詳しく書かれています。
また子どもが(いや私を含め大人も)感じる、月にまつわる不思議の解明も記されています。
最近話題になった金環日食と皆既日食の違いも、この絵本で見ると子どもにはとっても分かりやすいと思います。
個人的には、月のもようについての知識が興味深かったです。
日本ではうさぎのもちつきが定番ですが、ほかの国ではまた違ったものが定番とされているんですね。

とっても楽しむことができる1冊でした。
娘がもう少し大きくなって、月のことをもっと知りたいと言ったら、まずこの絵本を渡そうと思いました。

(こりえ♪さん 40代 ママ 女の子6歳)

月の満ちかけ絵本 月の満ちかけ絵本」 文:大枝 史郎
絵:佐藤 みき
出版社:あすなろ書房

新月から三日月、そして満月を経て、再び新月へとめぐるサイクルを、わかりやすくたどるユニークな知識絵本。 宇宙の不思議に迫ります。2014年〜2021年の満ちかけ表付き。


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