
ピー ピー ピー「いいなあ とびさんは じゆうに おそらをとべて」と みのむしくんはいいました じっと えだに ぶらさがっている みのむしくん まいにち まいにち おおぞらを みあげては とびさんのように とべたらいいのにと おもっていました…(本文より)。空を飛ぶ鳥に憧れる小さなみのむし君と、それをあたたかく見守るやさしい仲間たちのおはなし。か弱い生命の力強さを多彩なタッチで描いた、ボローニャ国際絵本原画展入選作家の第一作。

みの虫くんのおはなし。
私が小さい頃は身近にいたみの虫も、最近はまったく見ない。
ところが、先日娘がみの虫を見つけました。
まだ、ちっちゃかったけれど、間違いなくみの虫。
それも、2匹。驚きでした。
それからしばらく歩いていたら、また、見つけた!
今度は、5匹。さっきよりもさらに小さかった。
木にぶらさがっていなくて、コンクリートの壁に必死に(?)しがみついていました。
人知れず必死に生きていたみの虫。
大人になった私が気がつかなかっただけなのか・・・
ちょっぴり、ショックでした。
その後、図書館に行くと、偶然にもこの本に出会いました。
「すごい!」と思いました。
そして、思わず借りてきました。
あとがきにあったように、私も小さい頃経験しました。
そして、このおはなしのように、小さい命も大切に出来る優しい子になってほしいなって思いました。 (多夢さん 40代・ママ 女の子6歳)
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