ひとりぼっちのくじらのおじいさんの背中に、鳥の夫婦が巣を作りました。嵐の日、おじいさんは鳥たちを守るために、必死で泳ぎ続けます。思いやりと勇気の大切さを伝える、心あたたまる絵本。
タイトルに惹かれ、手に取りました。
年取って早く泳げないくじらは、仲間から離れてひとりぼっち。渡り鳥や小さな魚に「ともだちになって」といっても逃げられてしまいます。
けれど、寂しく浮いているくじらを島だと思った鳥のつがいが巣を作り、ひなも生まれて……。
海の中を泳げなくなっても、鳥たちの楽園の島になったくじらが幸せそうで、あったかい気持ちになりました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子14歳)
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