鳥の尾長の助けをかりて芝居小屋をとび出したバイオリン弾きの人形フォルテが、あらしで両眼を失いながらも、生きる力と音楽のこころを見つけるお話。
ふぉるては、まちからまちへ旅をする芝居小屋の操り人形です。毎日毎日同じ動きで、同じ音に不満を持ち、違った外の世界をみたくなりました。鳥のおながじいさんの助けを借りて外の世界を体験したふぉるては、芝居小屋での居場所を見つけ、喜んでバイオリンを弾くようになったふぉるてのお話でした。今いる居場所に感謝してそこで自分を楽しく生活するのが一番幸せなんだと教えてもらった気がしました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
|