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たった2本の棒で、はさむ、つまむ、切る…なんでもできる箸。日本とアジアの箸文化のちがい、手の大きさと長さの関係から、削って蜜蝋で仕上げるマイ箸づくり、趣のある梅小枝の箸づくり、箸づかいのマナーまで。
お箸の使い方、マナー、歴史、お箸を使う地域(世界の食文化)を紹介してくれる学習絵本。
木を削って自分のお箸を作る方法も詳しく紹介されている、工作の本でもある。実用書。
毎日使うものなのに、意外と知らないことが多かった。
お箸の形が、中国や韓国、ベトナムなど、アジアでお箸を使う地域ごとに長さや、使い方が違っているのが面白かった。
フォークやスプーンを使う食べ方が、一番新しい方法だったのも心に残った。とても古いものだと思い込んでいたので、意外だった。
お箸などを使わず、手で直接食べものをつかんで食べる方法が、一番古く、人数も多いという。
人類最古の食事法で、「手で味わう」という要素もあり、楽しい発見だった。
日本人の精細な感覚が、地域によるお箸の形の違いや、箸遣いのマナーなどに表れているようで、興味深い。
しっかり美しいマナーで食べられる大人になろうと思った。
こういう日常の動作や、道具についてよく知っていることは大切だ。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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