てんとうむしは「赤いミニ天文台」、「ダイヤモンド・カットをほどこされた」日の光……みずみずしい感性がぴかっと光っています。文章にリズム感があり、情景を想像しながら読むことができる詩集「詩を読もう!」の1作です。表題作では、本当にエラーを探してみてください!ほかにもユーモアあふれる作品がいっぱいです。表題作のほか「春のまち」「始業式」「ことばの発表会」「おとうとにしてやったことばあそび」など31作を収録しました。(小学校中学年くらいから)
思春期頃の感性が切り取られた詩集、という印象です。
子どものようで、大人のようで。
提示されたシチュエーション、アイテムなどが、
不思議に心を揺らします。
ユーモアとシリアスと。
最終章では、動物の子どもたちの様子。
まるで写真集を見ているような光景が感じられました。
小学校高学年くらいから、感じてほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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