ごくらくにすむごくらくちょうちょは、ある日ごくらくをぬけだして、この世にやってきました。 おじいちゃんを亡くした女の子、赤ちゃんの体を心配するお母さん、おもしろい顔のできないピ エロ――悲しみの涙をすいとって、ごくらくちょうちょはみんなを笑顔にしていきます……。 いろんな不安やつらい気持ちを「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、温かく包んでくれるような 作品。 ふんわりやさしいお話と美しい絵が、見事にとけあっています。
タイトルと表紙の色彩が素晴らしくマッチしているのが気に入ったのでこの絵本を選びました。主人公が沢山の人の悲しみを喜びに変えていく過程が素晴らしかったです。色とりどりに自由に変化する体の色にも息をのみました。人に幸福をもたらす主人公はとても素晴らしいと思いました。夢の中にいるような色彩が美しくて気に入りました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子2歳4ヶ月)
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