新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ひもってすごい!

ひもってすごい!

作: ジュディ・ヒンドリー
絵: マーガレット・チェンバレン
訳: 掛川 恭子
出版社: 岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,760

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作品情報

発行日: 1996年10月
ISBN: 9784001162059

出版社のおすすめ年齢:中学年〜

出版社からの紹介

糸,ひも,ロープは,ものを運んだり,つないだりする最も身近な道具.いつ,どのようにして,人間はこれらの道具を手に入れたのか.人々の生活の変化とひもの歴史を重ねてダイナミックに示す.

ベストレビュー

先走りすぎなナレーションに突っ込みながら

ひもの便利さや素敵さについて、人類が始まってから今に至るまでを通して、教えてくれる絵本。

1993年イギリス。1996年日本で刊行。
文字は活字の部分と手書きの部分があり、まるで何人かの人が語りかけているように見える。
細かいことは抜きにして、筆者は「ひもって最高に便利だ!」と言いたい気持ちがびんびん伝わってくる。
気持ちが先走りすぎて、石器時代のような昔の人が、まだひもという道具がなかったのに、「ひもがあったらいいのにな」と思っていたに違いない!と自信満々に言っている。
読者は、「本人が知っていたら、とっくに、そんな便利なものは使っていたに違いない」と突っ込みながら読んでいた。

未来の人から見たら、便利な道具がなくてかわいそう、大変だと思うかもしれない。でも実際は、当時の人はどうだったのだろうか?
まだまだ未解明の部分が多い古代の人などは、便利な道具を知らないために、かえって気楽に過ごせていたのかもしれない。
ないなら、ないなりに。

ただ、確かにひも(ひも状のものすべて)は便利だと思った。
生活にも、遊びにも、なんにでもひもは活躍している。
絵を見ているだけで、そのことがよくわかる。
お茶目な本だ。
(渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )

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