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クリスマスのおくりもの

クリスマスのおくりもの

  • 絵本
作: コルネリス・ウィルクスハウス
絵: リタ・ヴァン・ビルゼン
訳: 高村喜美子
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 1978年
ISBN: 9784061423695

サイズ:A4変型 ページ数:26

この作品が含まれるテーマ

おはなし

 バルサザール王は、心の優しい、賢い立派な王さまでした。ある晩、見たこともない大きな星が輝いているのを見つけ、その星は神さまの子が生まれたしるしだということを知ります。「らくだの用意じゃ、すぐ旅に出るぞ」と大声でけらいたちに言いつけると、王さまは贈り物にする金のさかずきを携えて、星をめざして旅立ちました。このさわぎに王さまの子ども、イレーヌス王子も「ぼくも連れて行って」と後を追います。贈り物として自分の3つの宝物、ボールと絵本と子犬のプルートンを持って……。

みどころ

 新約聖書マタイ福音書、東方の博士たちの話をもとに創作された絵本。贈り物の意味が、キリスト生誕ストーリーを背景に描かれます。物語の焦点はイレーヌス王子の旅。神さまの子に会うために1人で出かけた道中、いじめられている女の子、病気のおじいさん、足の悪い男の子……と、異なる境遇の人たちに出会います。それぞれの場面での王子の行為こそ、本作品の主題でしょう。
 王子の道中、王さまたちの一行が同じページに描かれ、場面に奥行きの感じられる工夫がなされています。動物や今風のおもちゃが登場するイラストは親しみやすく、小さな読者が共感する場面が多く登場しますよ。丁寧な邦訳は、つつましい品格を生み出しています。
――(ブラウンあすか)

出版社からの紹介

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ベストレビュー

クリスマスプレゼントに最適。

小学生のとき、叔母からクリスマスプレゼントにもらいました。それ以来、大事に何十回も読んで、結婚後も連れてきた宝物です。物語は、キリストの誕生を主題にして、自分が大切にしているものをほかの人に分かち与えられる心の寛容さをたたえています。物語もさることながら、挿絵もすばらしく、いつまでも心に残るものです。わたしの絵本は、わたしの物としてとっておきたいので、こどもがもう少し大きくなったら、また別にこどものために買ってあげたい本です。
(♪リスさん 30代・ママ 1歳)

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