小さなさるは、かばのおばあさんからお話をきくのがだいすき。ところがある日、おばあさんが「おわかれだよ」といいだしました。…生前に、おばあさんから話してもらったお話のおかげで、悲しみをのりこえていく子ざるの気持ちを、あざやかな色彩の絵と、しみじみとした訳で贈る心に残る一冊。
タイトルとかわいらしい絵からは想像しなかったのですが、深いお話だと思いました。
「くまとやまねこ」などにも通じるお話ではないかなあと思います。
大切な人を亡くす喪失感、そこから立ち直っていくには、支えてくれる人があってこそなのではないかと思います。
こんな風に優しく受け止めてくれる人、見守っていくれる人がいたらいいなあと思いました。
そして、支える側の人になれたらいいなあとも思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)
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