くいしんぼうのあおむしくん」 みんなの声

くいしんぼうのあおむしくん 作:槙 ひろし
絵:前川 欣三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2000年09月
ISBN:9784834017021
評価スコア 4.26
評価ランキング 22,016
みんなの声 総数 76
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76件見つかりました

  • 子供向けホラー!?

    • 沙南さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子3歳

    無視好きの息子が選んだ本ですが、建物も人も次々と食べてどんどん大きくなっていくあおむし。最後に主人公の男の子まで食べてしまう…。そしたら食べられた物は全て前のまま、あおむしのお腹の中にあった…。なんだかショッキングで、きつねにつままれたような妙な話でした。これってハッピーエンドなんでしょうか??

    投稿日:2006/07/14

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  • 大切なものを知る。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    まさおの帽子をかじっていた空色のあおむし。
    まさおは 家に連れ帰り 飼うことにしましたが…

    この『あおむし』ただものではありませんでした。
    何でも食べちゃう食いしん坊。
    本当に 「何でも」 食べちゃいました。
    まさおのお父さんも お母さんも
    町も 山も 海も…もちろんそこに暮らす人達も。
    地球上には 何にも無くなってしまったのです。
    残ったのは 食べて食べて 食べまくった挙句 
    巨大化したあおむしくんと まさおだけ…
    結局 まさおも あおむしくんに食べられてしまいましたが…
    気がつくとそこは 元通りの まさおが住む町。
    空は あおむしくんの色そのものでした。

    この時 まさおは何を思ったのでしょう。
    きっと ホッとしたに違いないですよね☆

    あたり前だと感じて暮らしている日常の生活や 
    緑豊かな環境。
    失われてみて 初めて 
    そのありがたさや すばらしさを 思い知るのかもしれません。
    だからこそ 自分自身はもちろん家族も 
    そして 皆が暮らす町
    …地球を大切にしなくてはならないのですね。

    たくさん たくさん考えてやっとたどり着いた感想です。

    我が家の子供達は ラストシーンに「あれっ!?」といった感じで 
    「まさおの夢だったのかな。」とか「あおむしは 地球?宇宙?」
    なあんて言い合ってました。
    感じるものは それぞれ違って良いのですが
    もう少し 子供達の心にストレートに響くものであったら良かったな…
    という想いから☆4つになりました。

    投稿日:2006/07/03

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  • 好き嫌いで言ったら、きらい。でも・・・

    まず、作者の意図がぜんぜん読めないところで、私にとっては消化不良です。
    「そらがなぜ青いか」というところに絞るのだったら、初めの部分の「そらと おなじいろをした」に矛盾を感じます。
    もうひとつの謎、裏表紙。あおむしくんは地球だったのでしょうか?でもまだ他の星を食べ続けています。
    地球が宇宙を侵略しようとしている?そこまでは読みすぎでしょうか。

    と、この本一冊で私の推測は果てしなく続いてしまうのです。
    子どもは食べ続けるこの生き物を単純に楽しみます。
    私は話がストンと落ちなくて、とても気持ちが悪いこの絵本で、いろいろ考える事を楽しみます。
    大きくなって、この絵本に再びであった時、小さい頃読んだ子どもがどう考えるのか。それも楽しみの一つになっている絵本ではないでしょうか。

    投稿日:2006/06/30

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  • 何度も読んでしまうお話

    娘には面白かったというか興味がすごくわいた本のようです。娘にはたぶん不思議なお話だなと思ったことでしょう。作者はなにか環境問題にメッセージを残してるようなそんな内容のように感じました。不思議と何度も読んでしまうお話です。

    投稿日:2006/06/27

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  • 結末が・・・

     表紙を見て、なんだか懐かしいと思い図書館で手をとりました。が、内容は全く覚えてませんでした。
    懐かしいという思いで もう一度 子供と一緒に絵本の時間に浸りたいと思い借りました。

    くいしんぼうの あおむしくん。なんでもかんでも食べてしまい最後には町や人までも食べてしまいます。
    なんにもなくなってしまい、ついに まさおは一人ぼっちになり、さみしくてさみしくて 泣き出してしまいます。
    友達だと思ってた あおむしくんですが なんでもかんでも 食べてしまうものだから、つい「おまえなんか ともだちじゃないよ。ぱぱ と ままを かえせ!」と怒鳴ってしまいます。
    最後には、あおむしくんは まさおまでも・・・

    でも、最後には なぜ空が青いのかが分かります。
    奥深い内容で良かったです。

    投稿日:2006/06/24

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  • 懐かしいです

    私が保育園の時、今から30年前になりますが、くいしんぼうのあおむしくんを何回も読み返した覚えがあります。図書館で見つけ、懐かしくなり、つい借りてしまい子供に読んであげたらすごく気に入ってしまいました。話の内容は少し切なく、孤独な話ですが、なぜか何度も読みたくなります。
    今、いろいろ環境問題が取り上げられていますが、私達は公害のない、あおむしくんのおなかの中みたいな、あおく、すきとおった世界で住みたいですね!

    投稿日:2006/06/13

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  • なんとも言えず不思議な世界

    • シャチさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    ちょっと残酷なような不思議な話です。子供は好きですが、きっと理解してないと思います。独身の友達に進められて買ってみましたが、私も気に入りました。大人がはまるかもしれません。ほんとうに食いしん坊で困る青虫クンなんです・・

    投稿日:2006/05/25

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  • あなどれない、あおむしくん

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    タイトルを見たとき、「いっぱい食べて大きなちょうちょにでもなる話かな」と勝手に思いましたが、大違い!
    これは、意外にも壮大な物語でSF映画を感じさせる絵本でした。

    子供は、どんどん食べて大きくなっていく様を面白く見ていました。
    また、あおむしくんのそばにいるまさおの大きさがどんどん小さくなっていくのを見つけるのに大笑い。どんだけ大きくなっていったかまさおくんで理解していたようです。
    最後には、まさおくんもあおむしのおなかへ。
    でも、そこはもといた世界そのものでおとうさんとおかあさんにやっと会えたのです。
    裏表紙では、あおむしくんが宇宙にうかんでいるので、もしかして地球を食べてしまったのか?と、想像がどんどん膨らみます。

    宇宙は、大きな大きな生き物のおなかの中かもしれないなあと、小さいころ想像したことがあるのを、不意に思い出しました。(私のこの絵本に対する解釈です)

    作者は、あおむしくんを何かに例えていたのかなあ。あおむしくんは何なんだろう。
    と、読み終わったあと大人は思う本かもしれません。
    この絵本は読む人によって解釈がいろいろあるでしょうし、子供も成長すると別の面白さが出てくると思います。

    投稿日:2006/04/10

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  • 読み終わった後の顔

    すごーく食いしん坊なあおむしの話を探している、という人がいました。
    誰もが「はらぺこあおむし」じゃないの?といいます。
    ううん、違うの。もっと、なんというか、変わったお話なのよ。
    いったいそれはどんな話なのか。私まで、読みたくなってしまいました。

    つい先日、図書館で、この絵本を見つけて、「あの話だ!」とピンときました。
    変わっています。確かに、普通のお話ではありません。読んだ後、なんともいえない読後感があります。
    でも、それゆえ、強烈な印象を残しました。
    読み終わった後、子供も、夢からさめたような顔をしていました。

    この絵本、いろいろな人に読ませて、最後にどんな顔するか見てみたいです。

    投稿日:2006/03/22

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  • 間違っているかもしれませんが、この絵本に描かれていることはすごく奥が深いような気がします。

    あおむしくんが何でもかんでも食べつづていく。まさおのお父さんやお母さんまでも。大量消費者社会の人間の弱さ・人間の欲望の大きさを現わしているのかと思ってしまいます。
    もしそうならば、単純な話の中にそこまでかけてすごい!と思います。見習わなくては・・・と思います。

    でも、本当は単なる変わったお話なのかもしれません。
    子供は子供で、巨大化あおむしのところで小さくなったまさお君探しやら、何でも食べるあおむしくんが気になるようです。

    色々な人の感想を聞きたくなる絵本です。

    投稿日:2006/02/21

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