きつねのおとうさんが寒い晩、村の小屋へ出かけました。
そこで、あひるとかもをとり、家へ帰ります。
家にはこきつね達が待っています。子きつねたちは骨まできれいに食べました。
文は1ページ1行で、絵はカラーと白黒ページが交互に出てきます。絵はこまかく描かれていて魅力的です。
物語をひと読みすると、人間の視点では「あひる」と「かも」が何か可愛そうな気もします。しかし、きつねにとっては家族のため。一生懸命働くおとうさんの愛情が強く出ていました。
娘は、まだこういう意味がわかっていないようなので、このあたりを上手く説明したいと思いました。