「ぞうくんのさんぽ」 みんなの声

かわいいお話です。
「ぞうくんどこいくの？」
「さんぽだよ。いっしょにいこう」
「せなかにのせてくれるならいってもいいよ」
「いいともいいとも」
お人よしのぞうくんです。
あまりにもたくさんのお友達をのせてあげたので、池に
ドッボ〜〜〜ン！！
と落ちてしまいました。
やっぱり、池に落ちるときが子供には一番おもしろいみたいです。

　よく名前を聞いていた絵本でしたが、読んだのはわりと最近です。娘に読もうと思い、ページをめくると…息子がやってきて一緒に見入りました。ぞうさんの上に、かばさん、わにさん、かめさんが乗って…「ぞうさん、重そうねー」と娘がつぶやき…、あっ、次のページで何かが起こりそうです。「どっぼーん！」みんな、池に落っこちてしまったページを見て息子が「こうなると思ったよ！　こういう絵本って、絶対、次に何かが起こるんだよ！」と解説。昔は絵本の中で起こる変化を驚きと共に喜び楽しんでいた彼が、今や解説者の目で絵本を吟味するようになったとは…。ちょっと寂しいですが、その成長をこれからも見守ろうと思いました。

散歩にでかけたぞうくんは、とても力持ちでお人好し。途中で出会ったかばくんとわにくんとかめくんを背中にのせて歩きます。でも、最後にはよろけて池にどぼーん。単純なお話しですが子どもは大喜びします。それにしてもぞうくんがかわいそうな気がしますが・・・。

ぞうくんがお友達を背中にのせて散歩する話ですが、のどかな感じがして、とっても安らぐ気がします。字数も少なく、スローテンポで読むのがおすすめです。

２歳の時息子にはじめて読んであげたえほんです。ぞうくんが散歩途中かばやワニにあってぞうくんの上にのってしまうんです。で最後にカメものるとおもすぎて倒れてしまい池の中にボッチャ〜ン。でも気持ちがいいからみんなで水遊びをはじめちゃうんです。みんながぞうくんの上にのってしまうところも面白かったけどぞうくんがみんなをのせたままたおれてしまうところの絵がよくって子供は大喜びしていました。

お話しもシンプル。文章も簡単なので、自分で読むのも結構早くからできると思います。字を読み始めのお子さんにもおすすめです。