「わにわにのおふろ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

こんな愛らしいわにが、これまでの絵本にいたでしょうか。
ギラギラした目も、とがった歯も、ひっかかれた痛そうな手の指も、
獰猛なわにそのものなのに、わにわにはぜんぜん怖そうにみえません。

おふろに入ってやることなすことが、おふろがほんとに好きなのね！と言わしめることばかり。おふろが大好きな子どもたちは、まずきっと共感してしまうでしょう。そして、おふろがちょっとにがてな子どもたちも、この本でわにわにに出会えば、ぜったいおふろが友達になるにちがいありません。

ちなみに、私は、わにわにのからだの拭き方が大好き。あの拭き方だったら、まんべんなく拭き終わりそうです。親子で読んで、ますます楽しいおふろタイムが過ごせるといいですね。

わにわに、以前からこの絵も文字も黒くハッキリした絵本は
きになっていました。
わにがじっくりお風呂を堪能しているという内容だけですが
なぜかユーモラス。
そしてお風呂に入りたくなります。
怖いはずのワニなんだけど
わにわにって、面白い名前だし、
なんだかお風呂を人間と同じように楽しんでいるみたいなので
ついつい一緒に楽しんでみてしまいます。
ぐにっぐにっぐなっぐなっ
擬音も面白く
親子で声を揃えて読んでみたい絵本です。

わにわにの一挙手一投足に釘付け！　なぜだかわからないけれど、可笑しく、かわいらしいんです。わにわには、本当におふろが大好きなんだなあ、というのがどのページからも伝わってきます。
お風呂から出た後、タオルを床に敷いて、「ぐにっ　ぐにっ　ぐなっ　ぐなっ」と、からだを拭くわにわにも面白く、娘と目を合わせて笑いました。年齢を問わず楽しめる絵本だと思います。