もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)
アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。
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『さとうねずみのケーキ』というタイトルから、私はとっても あまあいお話を想像してしまったのですが、なかなかにスリリング で、甘過ぎない物語でした。ティナとトムの運命がどうなってしまう のか、最後まではらはらしました。 それにしても、じょおうさまの強情なこと!食べてみもしないで いちばんのケーキを決めてしまうのってどうなのっ!?と、ひとりで ぷんぷんしながらも読んでいました(笑)。娘がぷんぷんしたのは 他のケーキしょくにん達のトムに対する態度でした。そうだよね、 まっすぐに考えてしまう幼稚園児には、確かにこういう態度は一番 許せないかもしれないよね。 また、娘はパレードでハリー(ですよね?きっと)をみつけて 喜んでいました。
投稿日:2013/03/01
大好きなケーキの絵本がまたひとつ増えました! 見習いケーキ職人のトムは、洗いものばかりの毎日。 白ネズミのティナだけが、彼のケーキ作りの腕を知る理解者でした。 ある日、王さまの料理長を決めるケーキコンテストが開催され、 トムは砂糖菓子で作ったネズミを沢山飾った見事なケーキを作ります。 ところが、砂糖菓子が壊れ、ティナはその身代わりに・・・。 次から次へとやってくる、ティナのピンチにドキドキ。 息子は、ティナが本物のネズミとばれることよりも ティナが食べられてしまうことの方が心配で、そわそわ。 途中で「もうさぁ、王様ネズミ(の砂糖菓子)があれば、女王ネズミ(の砂糖菓子)はいいんじゃない」と言っていました。 控えめの色味(黒・赤・青・肌色位かな?)の絵も構図もおしゃれ。 トムとティナが表情豊かで、愛らしいのはもちろん、 チーズケーキをバクバク食べる、ふっくらした女王様もクスッと笑ってしまうくらいキュート! 時間の移り変わりを描いた、窓の外の月や太陽も印象的でした。 物語の流れを変えるエピソードには、それぞれちゃんと伏線があり しっかり作られた物語と絵の一体感は、さすが「どろんこハリー」のご夫婦の作品だなぁと、うならせられました。 読み聞かせていても心地よい響きの渡辺茂男さんの訳もぴったりです。 トムとティナが「君といると幸せ」と直接言葉を交わすことはないけど、 それがすごく伝わってくるのが良かったです。 初めは可愛らしいから女の子向けかな?とか、少し長いかな?と思いましたが 年長の息子も小学校2年の息子も夢中になり、何度も読み聞かせました。 沢山の人に読んで欲しい、おすすめの作品です。
投稿日:2011/10/27
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