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ゆきひらの話」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

ゆきひらの話 作:安房 直子
絵:田中 清代
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2012年02月
ISBN:9784033134109
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,608
みんなの声 総数 7
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6歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 「和」のファンタジー

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    「ゆきひらをしっていますか」と、読者に語りかけるように始まるお話は、
    うっとりするような「和」のファンタジー。
    気持ちに沁み込んでくるような安房直子さんの文章に、
    田中絹代さんの柔らかい絵が寄り添って
    あぁ、日本語ってきれいだなぁ、日本人で良かったなぁ、と思ってしまいました。

    「ゆきひら」とは、小さな茶色い陶器のお鍋(雪平鍋)のこと。
    一人暮らしのおばあちゃんが熱で寝ていると、
    古い家の台所から「ぼくは、おなべのゆきひらです。ちょっと、ここのとだなを、あけてください。」と元気な声が。
    ゆきひらは何を作るでしょうか。

    「ゆきひら ゆきひら ゆきのなか」
    小さなお鍋の魔法のことばが印象的。
    出来上がった「つめたいおかし」は、見開きいっぱいに描かれていて、
    ため息が出るほど、きれいで、おいしそう。
    読み終えて、すぐ巻末のレシピで作らされ(雪平鍋ではなく、小さなお鍋で作りました)、
    息子達は冷めるのを待たずにたいらげました。

    私が好きなのは、満たされて眠ったおばあさんが見た夢の場面。
    挿絵の花のようにふわっと優しく、甘酸っぱくて、儚くて。
    懐かしい、愛する人の記憶は
    弱っているとき、自分自身を元気づける力をくれるのかもしれません。
    このあたりは、大人の方がぐっとくるかもしれませんね。

    コトコト煮込むゆきひらのように
    じんわりじんわり沁みてくる素敵な作品。
    小学生位のお子さん〜大人の方におすすめです。

    投稿日:2012/04/10

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