一つの昔話を繰り返し語る事を
「あっため返し」というそうだ。(紹介文より)
まさに、この絵本は、何度でも読んで欲しい民話だ。
猿達に地蔵様と間違えられたじいさまは、
山のお堂に運ばれる事になる。
猿達の運び方がユニークで楽しく、まるでお祭り気分だ。
『♪さるの しりぺたぬらしても
地蔵のしりはぬらすなよ♪』
の歌の愉快な事・・・耳から離れなくて困ってしまう!
猿達の掛け合いがコミカルで、これまた楽しい気分を盛り上げてくれる。
気が良くて朗らかなじいさまと、
陽気でヤンチャな野生の猿達との、
楽しい場面が続き、子どもと達と一緒に、
笑って読める民話だ。
そして、お決まりの隣のじいさまも登場。
さて、その結末は・・・?!