この絵本、英訳本では文章がついているそうですが、原作にそれはなく、日本語版も原作に忠実に「字のない絵本」として刊行されたそうです。
字がないぶん、読んだ人それぞれが思い描く物語がうまれてきます。アンドレ・ダーハンはそれを狙ったのでしょうか?
この物語は夜、ボートで家の近くにお散歩にでたらしい男の子(人)が、お月さまと出会い、友達になるお話です。
最後にはもうひとりすごいお友だちができますが、それは絵本を読んでのお楽しみ。
ほんとにこんな素敵な出会いがあったら、最高ですねー。って、思える絵本です。
また、ここに描かれているお月さまが、意外にお茶目で、ドジなところも笑えました。