3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。街中に住んでいたネコは、昼寝中のあまりのうるささで寝られないので、に引っ越すことに。そして引越し先の森でお昼ねをしようとすると、ねずみやきつつきや、これまた昼ねを妨げる音が・・・。そんな騒音から逃げ出しますが、その夜、逆に静か過ぎてねずみやきつつきを探しますが、みんなはネコさんに隠れて歓迎会を開いてくれました。そんなやさしいみんなを知ることができ、翌日からは彼らの音は騒音ではなく、心地よい音になり、昼ねをすることができました。
お互いのことを知ると騒音に聴こえないといいますが、まさにそれを絵本にしたみたいですね。彼らの音は騒音というよりは、生きるための生活音とでもいうのでしょうか。それがないと彼らの存在がなくなってしまいます。お互いのつながりを見出す、そんな絵本ですね。息子も音から逃げてまわるネコの様子が楽しかったみたいです。