日本語版で何度も読みましたが、原書で聴くとまた新鮮です。
 日本語ではあまりきにしていなかったのですが、ちゅうちゅうは「she」だったんですね。ちょっとした発見でした。
 ナレーションの大山さんの声も、味があってよかったです。音楽があると、お話がもっといきいきしてきます。
 
 黒一色で描かれていますが、ダイナミックな直線や曲線は迫力があります。遠近法でとてもうまく表現できてるなと、見とれてしまいます。
 
 ちゅうちゅうが、
 「わたしが、ひとりで走ったら、、、」といろいろ想像する場面が好きです。やっぱり、女の子だなとほほえましくなります。
 見返しは、カラーのふかん図です。この絵をみながらCDを聴いていたら、忠実なのでびっくりしました。線路はちゃんと「畑をとおりぬけると、国道をよこぎって」います。さすがバートンさんです。すみずみまでこだわっているなと思いました。