乗り物童話シリーズの1冊。初版はかなり古いようですが、2005年に改定新版として新しく発行されています。
主人公は、列車の最後尾に連結される「しゃしょうしゃ」のホーマー。
まだまだ新米のホーマー、どじなことをして落ち込んでいるとき、旅の途中のサーカス団の動物達と知り合い仲良くなります・・・。
新米でちびっこのホーマーが出会う試練。
読んでいるとどきどき、はらはらしちゃいます。みんなを助けるためにがんばるホーマー、思わず応援したくなります。仲良しの動物達の連係プレーもお見事!
つらいことや悔しいこと、怖いことを乗り越えて、人は(いや、機関車であっても!)成長するんですね。
幼年童話の部類に入る本でちょっと文章が長いですけれど、挿絵も多いしテンポのよいストーリーなので、息子は楽しく読んでいました。