雪の降り始めから、春の訪れまでを、ゆきだるまの心の動きで表現しています。
本文は一週間の曜日を用いた詩。
日曜日から始まり、曜日が進むごとに ゆきだるまの姿や表情も変化していきます。
土曜日、消えてしまったゆきだるまに、ちょっぴり寂しい気持ちになりましたが、雲の上から微笑む姿に、これから始まる春への期待感と、一年後にまた会えるという希望を感じました。
情感たっぷり。
冬の初めから春を感じる頃まで、何度も読み返したい。
きっと、季節の移り変わりと、ゆきだるまの気持ちが、リアルに伝わってくると思います。