アメリカの古い言い伝えを知ることが出来る絵本です。ロビンのように
とがり耳を持つ子は、ないはずのものまで見てしまう人がいると後書き
で知り、月夜の、夜と夜明けの合間、鴈がさおになって、かぎになって
飛ぶ時に不思議が起きると、古い言い伝えがあると書いてあったので
ちょっと不気味な不思議な出来事にも納得しました。それを読むまでは
怖い感じばかりで読み進めていたので、ほっとした私でした。
絵も暗闇が怖い私でドキドキでした。どんなに誘われても鴈と一緒に
飛び立たなかったロビンの強い気持ち、家族の愛情がロビンを救ったの
だと思いました。