花の好きなおばあさんと暮らす、オレンジ色の長いしっぽのねこ。夜になると外に出かけていき、朝になるとまたおばあさんのところに戻ってきます。でも、ある朝猫は帰ってきませんでした。昼が来ても、また夜が来ても。猫は車にひかれて死んでしまったのです‥。
途中まではとても悲しいお話なのですが、読み進めていくにつれて、徐々に光が差し込んでくるような、心の中に希望が湧き起こってくるような、そんな感覚をおぼえました。
最後の最後に、おばあさんと猫は再会することができます。
本当に生まれ変わったの?それとも心の中のお話し?
何はともあれ、幸福なラストシーンをぜひ絵本で読んでみてください!