虫の大好きな息子が図書館で見つけた1冊です。
柔らかい色彩の絵のタッチがとても印象的です。
音楽学校に入りたいテントウムシが主人公。
だけど、テントウムシは音が出せないため、音楽学校には
入学できないと断られるんです。
「鳴けないくせに音楽を勉強したいなんて、本当に変なやつだ!」
と音楽学校の生徒たちに笑われ・・・・
でも、お話の後半、素敵なことが起こります。
テントウムシは、みんなに大事なことを教えたのかもしれませんね。
笑えるお話がお好みの息子ですが、この絵本には笑えるシーンが
無かったにも関わらず、最後まで興味深く聞き入り、後からも
1人で何度も読み返していました。なにかしら、心に伝わるものが
あったのかも知れませんね。
個人的には、クツワムシの校長先生の顔がすごく人間ぽくって
とても笑えてしまいました。その他の虫たちの表情もお勧めです。