ちょっと題名がいけてないのが気になるんですが…原作の題名は「GORILLA」…この題名をもう少しステキにしてればもっと読む人が増えたのでしょうが…すごく素晴らしい絵本です。
お父さんが食卓で新聞を読んでるところ、ハナに背を向けて仕事してるところ、暗闇の中ハナひとりでテレビを見てるところ、まったくお母さんが登場しないところ…切ないです。それだけにゴリラとのデートが、そしてそのゴリラとのデートがなぜ夢に出てきたのか分かる寝床の場面、そして結末…書きませんが、涙が出そうになりました。息子も神妙な表情。良かったね、ハナ。心からそう言えるステキな絵本でした。