小さな女の子が森にきのことりに行きました。すると、とつぜん大きなくまが現れました。そのくまは、「おらのよめになれ!」と。女の子は断りました。小鳥たちが「ちいちい」騒ぎはじめるとくまは持っていた不思議ななべで小鳥たちをつかまえてしまいました。女の子がおよめになる条件でくまは小鳥を逃がしました。女の子はおよめの支度をすると一旦家に帰りました。お父さんもお母さんもすごく心配しました。でも、女の子は「うまくやるから大丈夫」と言いでかけました。女の子が料理をするために、くまから不思議ななべをもらった時、ハチの群れがやってきて、くまをめがけてとびかかりました。くまは、はちをなべでつかまえるように言いましたが、女の子はなべでくまをつかまえて、世界の果てまで飛ばしてしまいました。その後、くまは二度と戻ってはきませんでした。というお話でした。