初めて娘にこの本を読んであげた時は、あまりに長くて親子で疲れきっていました。でも、何度も何度も、そしてシリーズで読むうちに、ロッタちゃんの虜になりました。
明るくて自己主張がしっかりできて、みんなに愛されているロッタちゃん。おまけに運がいい。こんな台風のような子が近所にいたら、楽しいだろうな。家にいたら?毎日が大騒ぎでしょうけれど、やっぱり楽しいだろうな。
それにしても、クリスマスツリーが手に入らない聞いた時の、ヨナス兄ちゃんとマリア姉ちゃんの嘆きようは、ちょっと日本人からは想像できません。私たちにとっては、楽しいだけのクリスマスのイベント、彼らにとっては本当に特別の行事なのですね。こんなふうに彼の国の文化に触れられるのも、ロッタちゃんシリーズの魅力の一つです。