すてきなえほんです。
ふんわりとものしずかに描かれている情景は、遠い思い出をあらわしているのでしょうか。
はじめからさいごまですこしのもの悲しさと、最後にこれからがんばるゆうきを感じました。
とつぜんあらわれたふしぎないきもの。
なつのあいだ、いつも一緒に過ごしたぼくのともだち。
でもいつまでもずっといっしょにはいられない。
でも、それでも、一緒にいるそのとき、たいせつに時間を過ごすこと。そしてこころから伝えられたことばが、お別れをした後も、一歩をふみだす力、勇気をあたえてくれるんだと感じました。
ひとそれぞれ、また成長によって感じることが違ってくる絵本だと思います。
今6歳の息子の成長と共に読み返したいと思いました。