最初に読んだマックロスキーの「海べのあさ」が、
あまりうちの子ども達好みではなかったので、
実はあまり期待していなかったのですが、期待していなかった分、すごく面白かったです。
うちの子ども達も、最後まで読み終えたとき「また、元に戻ってるし〜」と、笑っていました。
このお話は、ヨーロッパの場合は「かたやきパン」とか「ホットケーキ」とか、アジアの方では南国のフルーツ名の場合もある昔話、「かたやきパン」のルース・ソーヤー(作者)版のようです。(マックロスキーはイラスト担当)
原作の昔話より、こっちの方が私は好みかも〜。
ただ、最後に誰かに食べられてしまうだけでなく、ちゃんと、役に立っている所がいいです!
起承転結がはっきりしていて、絵も見やすいし、テンポのいい文章に、まるでミュージカル調の部分もあって、すっごく楽しい絵本でした。
この内容なら、低学年から高学年まで、十分楽しめると思います。
ぜひ、学校の読み語りで使ってみたいです!!
気に入りました。