素晴らしい絵本です。
虫歯に対する発想と、着眼点が、他の絵本とは全く違います。
歯磨きをする子達の口の中で暮らしにくくなった虫歯たちが、不動産屋へ行き、快適な住まいを探す人間の様に、歯磨きしない子のお口へ引っ越しする。
お腹を空かした虫歯たちは、次々とその子のお口へやって来る。
次から次へと増えていく、虫歯のお部屋・・・・。
読んでいる自分の歯が、痛くなりそうなくらい、リアルに感じる一冊です。
息子が歯磨き嫌いの時期に読んでいたら、速攻、効果があっただろうな〜と、思います。歯磨き嫌いな子の、特効薬ですね(笑)。